相場の器用貧乏を戒めるウォール街の格言で、一日中株価表のボードを見ながら値動きを追っていると、目先の値動きが気になり過ぎたり、情報に惑わされて、株の売買の回数が多くなって、かえって損をしてしまうといった言葉です。

穴に潜って外界を見る事は出来ません。

環境の中に浸かってしまうと目先に捕らわれ、大局的な見方を失ってしまいます。

株価ボートとにらめっこは、値動きに近づき過ぎて、思わぬ損に出会う事があります。
正しい情報だけを正しく分析する、この地味な日頃の蓄積が最後にものをいいます。

情報はどんどん入ってきますが、大切な事は、材料の株価反応の度合いを知る知識と分析力を養うことです。

分析力に自信がつくと、目先の値動きにも、情報にも左右されなくなります。